凄腕スパイ<黄昏>は、より良き世界のため日々、諜報任務にあたっていた。ある日、新たな困難な司令が下る——…。任務のため、仮初めの家族をつくり、新生活が始まるのだが!?スパイ×アクション×特殊家族コメディ!公式ホームページより
第1話
物語の舞台は架空の国、東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)雰囲気はヨーロッパのような雰囲気ですね!早速西国の外交官がやられちゃってます。どうやら東国と西国の関係は最悪のようです。世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代に必要とされたのが諜報員(スパイ)である。
西国でもっとも腕の立つ諜報員、暗号名・黄昏(たそがれ)は百の顔を持ち、様々な人物になりすまし欲しい情報は必ず手に入れる!!
駅のベンチで腰かけていると隣の怪しげな男から新聞を受け取る。
男は去り際に「にゃーん」と言うと黄昏(C暗号か…)
いやどんな暗号!?にゃーんがC暗号なん!?
蒸気機関車に乗り込み新聞を広げるとフォーンと浮かび上がる文字。
なんということでしょう!ハリーポッターみたい!
____こんにちは。あるいはこんばんは<黄昏くん>____
「先の任務ご苦労であった。おかげで大臣は命拾いし西国にとって利する結果となった」
「さて早速だが次の任務だ。」
と次の任務を言い渡される。
標的は国家統一総裁ドノバン・デズモンド。東西平和を脅かす危険人物。
こいつの動きをまずは探ること!!だがしかしこやつは引きこもりで用心深い!!なかなか表にでないが息子の学校の懇親会には出るらしい!!いいパパか!!学校といっても超名門校なため政財界の大物たちの社交場となっていると…。
そこで<黄昏>にくだされたミッションは
「結婚して子供をこさえろ。猶予は1週間」
勢いよくコーヒー噴き出す黄昏さん。子供を作って名門校・イーデン校に入り懇親会に出て探るというぶっとんだ指令に挑むことになった黄昏。1週間は無理。
しかしこんな無茶な指令でも
「いいだろう…名も顔も捨てたこの<誰そ彼>子持ちの父だろうと演じてみせる!!
「すべてはよりよき世界のために…!!」
と黄昏は決意するのだった。
黄昏は「誰そ彼」から来てたんですね~!君の名でもやってたわ!
アーニャとの出会い
仮の名ロイド・フォージャー、職業・精神科医としてまずはアパートを借りることに。借りる時も盗聴器が仕掛けられてないかチェックする黄昏。愛する家族。幸せな家庭…スパイにとってははまったくのお荷物だ…と言いながら孤児院を訪ねることに。
孤児院から出てきたのは酔っ払いのおっさん。「いいよどれでも好きなのもっていきな」と劣悪な環境の孤児院…しかし黄昏にとってはアングラな施設の方が素性があやふやで経歴を改ざんするには都合がいい。
「できるだけ読み書きができる子がいい」と黄昏がいうと孤児院のおっさんが
「あーだったら…アーニャ!」
とそこには長めのボブヘアーのワンピースを着た女の子が。
「ウチで1番賢い。無口だがまあ…いい子だ」というのは建前でおっさんの本心は(ブキミでいけすかんガキだからな!とっとともらってくれれりゃ願ったりだ)
だがしかしイーデン校は6才から。アーニャはどう見ても4才か5才…と思いきや
「むっつ!」というアーニャ。おっさんもお前6才だったのか?とハテナ。つま先立ちで身長大きいよアピールするアーニャかわいい!!おまけにクロスワードをもってきてスラスラ解き始める。めちゃくちゃ頭いいじゃないかということでアーニャに即決。
(すぱい…ミッション…わくわく…っ!!)
少女は超能力者だった
被験体‟007”アーニャは人の心が読める子だったんですね!!とある組織の実験によって生みだされたのちに施設逃亡したそうです!
ここから黄昏とあーにゃの共同生活が始まります。アーニャは「ちち」と呼ぶように。家の中でテレビを見るアーニャ。しかもスパイアニメ。このアニメからどうやらスパイに憧れをもったんだな。かわいい~!!
「ちょっと出かけてくる」というと「ぼうけん!」といって足にひっつくアーニャ。かわいい~!!初めての2人でお出かけです。だが元々他人だし黄昏子供の扱いに慣れてないので序盤に人込みでアーニャとはぐれそうになるもまずは手を繋いでみることから始めます!
子供の行動は黄昏にとって未知の生物!!まずは知らなければ…!!と思ってることもアーニャには筒抜け。<アーニャをしるとせかいがへいわに…!!>
「アーニャぴーなっつすき」と好きな食べ物を申告するアーニャ。かわいい~!!
この後買い物でお金間違えたりして「こいつ実は頭よくない…?今からでも他の子に変えた方が…」と怪しまれるアーニャ。そこは「捨てたらやぁー!!」と泣き終いには
「ちち。アーニャねむい。あるけない」
と黄昏を翻弄!!!(ダメだ。まったく理解できん…)と子供の世話でクタクタの黄昏さん!本を読み漁り育児に関することを勉強します!が、どうせ任務が終わったら孤児院に返すんだ。ただそれだけの関係なんだ…とちょっとしんみり。
名門校イーデン校に入学するために勉強させようとしますがアーニャはやだ~と駄々をこねて黄昏も少しイライラして一人で出かけてします。
その間アーニャはつまんない…と黄昏が隠してたスパイグッズを見つけてテンション上がるアーニャ!いじくりまわしてたらなんと敵国と通して挑発したメッセージを送ってしまい居場所がバレてアーニャだけ捕まってしまいます!
帰ってきた黄昏は待ち伏せしていた敵に襲われますがカウンターで返り討ちに!!強いちち!!そしてアーニャを取り返しに敵に変装して仲間だと思わせて敵のアジトに乗り込みアーニャを奪還!!
父だと気づ大泣きしながらひしっ!と抱きつくアーニャ!!かわいい~!!
そこで黄昏は気づきます。
(そうか、子供が泣いてると腹立つ理由がわかったぞ…小さかった頃の自分を思い出すからだ)
(誰も救いの手を差し伸べてくれない孤独や絶望とただ泣く子しかできない無力感…捨て去ったと思った過去の自分と無意識に重ねていたのだな…)
と黄昏さんもかんりハードな子供時代を過ごしてきたようです…黄昏さん…!!
アーニャには変装したまま警察までの道のりを書いた紙を渡しそ、より良い孤児院に行けるようにアーニャと離れようとする黄昏さん…!しかしアーニャは心の中が読めるので黄昏が考えてることが聞こえています。
(スパイ失格?違う。失態なのはあの子を危険に巻き込んだことだ)
(子供が泣かない世界。それを作りたくてオレはスパイになったんだ―――。)
そんな黄昏さんの後ろ姿を見つめるアーニャ…!!
その後敵のアジトを壊滅させ家に戻るとそこにはアーニャの姿が!!
「ちち~!」と抱き着くアーニャ。
「アーニャおうちにかえりたい。ちちとアーニャのおうち…」
と顔を隠しながら黄昏に家に帰りたいと訴えるアーニャ。もう立派な親子…!!泣
「いい…のか…?」と戸惑いながらも受け入れる黄昏。
「だがあの家は危ないから引っ越そう。毒蛇が出たんだ」と嘘をつくとそれに合わせて「へびきらい」と言うアーニャ。
(ちちものすごいうそつき。でも…かっこいいうそつき!)
と嬉しそうなアーニャ!!よかったね…!!ううぅ…
その後猛勉強?して無事イーデン校の一次審査を突破!!二人で喜ぶ姿がもう親子にしか見えない!!
一気に気が抜けた黄昏さん。どっと疲れが出てうたた寝しているところに潜り込んで嬉しそうに一緒に寝るアーニャ!!どえらいかわいい!!人がいる前で寝てしまうほどアーニャに気を許すようになった黄昏さん。自分でもびっくりしてます。
そこに二次審査のお知らせ!!なんと次は三者面談!!
「必ず両親と三人で出席すること。例外は認めない」
どうなる!?次は母探し!!2話に続く!!